ドライマウスの症状は乾燥だけじゃない!口臭や虫歯も関係する!?

ドライマウスとは、口の中が乾燥してしまっている状態を指す言葉です。一時的に口や喉が渇いているだけなら水やお茶を飲めば改善しますが、慢性的なドライマウスになってしまうと、乾燥以外にもいろいろな症状が出てきてしまいます。

ここでは、そんなドライマウスの症状についてご紹介します。ドライマウスは、口臭が出てくる以外にも実に様々な症状を引き起こすおそれがあり、放置すると怖いものでもあるのです。

意外な症状がドライマウスから来ていることもありますので、どのような症状が起こり得るのかを知っておくと役に立つことがあるかもしれません。ぜひ、目を通してみてくださいね。

ドライマウスの症状にはどんなものがあるの?

では、さっそくドライマウスの症状を確認していきましょう。

ドライマウスの主な症状

ドライマウスの症状は多岐に渡りますが、主要なものとしては以下のものが挙げられます。

  • 口の中が乾燥する
  • 口臭
  • あごの下が腫れる
  • パンやビスケットが食べにくい
  • 話しづらい
  • 口の中がネバネバする
  • 口内炎ができる
  • 舌が痛い

口の中やその周辺に関する症状だけでも、こんなにたくさんあるのです。口の渇きを自覚していて、水をたくさん飲んでしまうという人もいますが、中には無自覚な人もいます。

特に乾燥を感じていなくても、上記のような症状があったらドライマウスを疑ってみるとよいでしょう。

ドライマウスの症状はどこから来るのか

すでにお伝えしたように、ドライマウスは口の中が渇いている状態です。しかし、それがなぜ口臭や口内炎などこんなにもたくさんの症状を引き起こすのでしょうか?

その背景には、唾液の働きがあります。唾液には口の中を常に潤わせて、食べたり飲み込んだり話したりすることを助ける、細菌が侵入するのを防ぐなど、実に多くの、かつ重要な働きがあります。

ドライマウスはそんな唾液が減ってしまうことが原因なので、唾液の恩恵を受けられなくなり、様々な症状が出てくるというわけなのです。

原因についてさらに詳しく知りたい方はコチラをお読みください→ドライマウスの原因とは?唾液が減ってしまう意外な要因

口臭の原因は様々ですが、ドライマウスによって口臭が強まることもよくあるんです。しかも、虫歯や歯周病など、お口の健康全般を損なう要因になるんですね。

舌がもつれてしゃべりにくいとか、パンなどパサパサしたものを食べにくいと感じるのも、ドライマウスの症状である可能性があります。でも、同じ症状が違う病気から来ることもありますから、要注意です。

唾液の役割を知っておくと、ドライマウスの症状も理解しやすくなりますよ!

ドライマウスを放置するのは危険!症状が進行するとどうなるのか

ドライマウスの症状についてご紹介しましたが、ひとつひとつの症状を見てみるとそれほど重症ではないケースも多いものです。でも、ドライマウスは放置しない方がよいのです。ドライマウスが悪化すると、さらなる症状や病気を引き起こすことがあるからです。

では、どのような症状や病気のリスクがあるのか見ていきましょう。

口臭がきつくなる

ドライマウスの代表的な症状に、口臭があります。一時的なドライマウスでも、口の中の唾液が少なくなることやネバネバした唾液が出ることによって口臭が出ます。この状態が続くと、ますます口臭がきつくなってしまいます。

正常な唾液には殺菌作用があり、口の中の細菌の働きを弱める効能があります。

しかし、唾液が少ないドライマウスの状態では、細菌が繁殖しやすくなるため、口臭が酷くなってしまうのです。

虫歯や歯周病

食事をすると口の中は一時的に酸性になり、酸が歯の表面を溶かします。しかし、唾液には口中のphを一定に保つ働きもあるため、じゅうぶんに唾液が分泌されていれば中性に戻り、酸によって溶けた歯も修復されます。

しかしドライマウスだと酸性の状態が長く続いてしまうため、歯の表面が修復されずそのまま虫歯となってしまうリスクが非常に高いのです。

歯周病に関しても同様で、唾液が少なく歯周病菌が繁殖しやすい状態となるため、歯周病を発症しやすくなってしまうのです。

口の中や舌の痛み

唾液は口の中を湿らせて保護する役割も担っています。

しかし、唾液が少ないドライマウスでは潤滑作用が期待できないため、歯が舌や粘膜を傷つけやすくなってしまうのです。傷ついたところには細菌が繁殖しやすくなるため、ますます口臭を強める要因にもなります。また、傷ついたところには、口内炎もできやすい状態にもなります。

このように、唾液の分泌が少なくなることは、単に口の中が乾燥するだけではなく、口腔衛生全般において悪影響を及ぼすのです。

味覚障害

舌の表面には味蕾という小さな凹凸があり、それによって甘味や苦味など様々な味を感じています。

しかし、唾液が少ないために流されなかった汚れが味蕾に溜まってしまうと、味蕾細胞が食材の味からの刺激を感じることができなくなり、味覚障害となってしまうことがあるのです。

また、舌についた汚れは舌苔(ぜったい)と呼ばれ、これも口臭を強める要因となります。

誤嚥(ごえん)

唾液は食べ物を飲み込みやすくする役割も持っているのは、すでにお伝えしたとおりです。なので、唾液が少なくなれば当然、飲み込むのも難しくなります。また、体内に細菌が入り込みやすくなることも相まって、誤嚥障害や誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなるのです。

特に高齢者の方々は誤嚥性肺炎を起こしやすく、それがきっかけで死につながることもあるほど怖い病気です。

たかがドライマウスとあなどらず、きちんと対処する必要があるのです。(対策についてはこちらの記事をご覧ください!)

なっ、なんと!ドライマウスからの誤嚥性肺炎で死んでしまうこともあるのかい!?これはショッキングな情報だなぁ。

口がクサイだけなら本人は痛くもかゆくもないけど、ドライマウスを治さなかったばかりに死んでしまっては元も子もないし、味覚障害になって食べ物の味がしないのもつまらないし、やっぱりちゃんと治療した方がいいんだね!

なに言ってるんですか!口がクサイだけでも、じゅうぶん治療に値しますよ、におい田課長!

味覚障害や誤嚥性肺炎を起こすというのは、かなり重症化したドライマウスと言えます。

ちょっと口が渇く程度ならそれほど心配する必要はありませんが、いずれにしても口臭や唾液の量が心配なら、歯科医院などで診てもらうといいですよ。

ドライマウスの症状は口臭や虫歯など様々!悪化すると病気の原因に!

唾液には私たちの身体を健康に保つための重要な役割があります。そんな唾液の減少によるドライマウスは、実に様々な症状を引き起こす恐れのあるものです。身近なところでは、口臭や虫歯もそのうちのひとつです。

さらに、ドライマウスが慢性化してしまうと、味を感じにくくなったり、誤嚥性肺炎を起こしてしまったりと、生活の質や命さえ落としてしまいかねないのです。

お口の中の状態が悪いと、全身の健康に影響します。ドライマウスは決して放置してはならないものなのです。自分自身がドライマウスと気づいていないケースもありますから、ご紹介した症状がある方は歯科を受診してみるとよいでしょう。

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