その口臭や鼻の臭いは蓄膿症が原因かも!しっかり治して臭いを撃退!

風邪をひいているときや鼻をつまんだときなどに、「あれ?鼻の中がクサイ!?」と思った経験がある方もいらっしゃるはずです。実際、鼻が臭くなることはまったく珍しいことではありませんし、鼻と口はつながっていますから、口臭の原因にもなり得るんです。

そう聞くと、「それにしても、なぜ鼻がくさくなってしまうの?」という疑問がわいてきますよね。そんな疑問にお答えすべく、鼻が臭くなる様々な原因をご紹介します。

もちろん、原因だけでなく対処法も合わせてご紹介しますよ。お口の中の問題だけでなく、鼻もキレイにしておくことで、口臭も解消できる可能性が一気に高まります。どうぞ、ご参考にしてくださいね。

鼻の臭さってどんなニオイ!?鼻が臭くなる原因を知っておこう

まずは、鼻が臭いって言われてもどんな匂いかピンと来ないという人のために、鼻の臭さとはどういうものかをご説明します。それから、そんな鼻の臭いを発生させる原因となるものを見ていきましょう。

鼻の臭いってどんなもの?

「鼻は嗅覚を感じるところだから、クサイのは何か臭い物のにおいを感じ取っているからでしょ?」と考える人もいらっしゃるかもしれません。鼻が臭いというのは、実際に体験したことがある方でないと想像しづらいものですよね。

でも、外部のニオイを感知して「くさい」と感じるのではなく、鼻の中がクサイということも確かにあるのです。では、一体どんな臭いがするのでしょうか?

よく用いられる比喩には、以下のようなものがあります。

  • ドブのようなニオイ
  • 肉や魚が腐ったようなニオイ
  • チーズが腐ったようなニオイ
  • 硫黄のようなニオイ
  • アンモニアのようなニオイ

ニオイの感じ方は人それぞれですし、鼻が臭くなる原因によってもニオイは異なりますが、いずれにしても想像しただけでイヤな臭いですよね。

以下にご説明するように、鼻が臭いのは細菌感染が原因であることも多く、上記のものはいずれも細菌が発するニオイなのです。

副鼻腔炎(蓄膿症)

では、ここからは鼻からニオイが発生してしまう原因を見ていきましょう。

もっともよくあるのが蓄膿症で、これは今では副鼻腔炎(ふくびくうえん)と呼ばれることが多くなっていますが、いずれも同じ病気を指します。
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副鼻腔炎とは、鼻の穴から顔の中に広がる副鼻腔という空洞に、細菌感染を起こした鼻水や膿が流れ込んで溜まってしまう病気です。細菌が出す臭気を自分自身で感じるのはもちろん、鼻から口へ抜けて口臭となり、周囲の人にクサイと思われてしまうことも十分あり得ます。

風邪などで急性副鼻腔炎となるケースが多いですが、適切な対処をしないと、風邪が治った後も咳や鼻づまりが続く慢性副鼻腔炎になってしまうこともあります。アレルギー性鼻炎の人、風邪をひきやすい人、また、鼻をすする癖がある人は慢性化するリスクが高いのでご注意ください。

鼻の中の汚れ

鼻は空気中のホコリや細菌、花粉などを体内に入れないようにするフィルターとしての役割も果たしています。ですから、鼻の穴の中はそれらの汚れなどで一杯になっていることも多いです。

そのような汚れや皮脂の一部は、痂皮(鼻くそ)になって溜まってしまい、においを発することがあります。

また、鼻の中は皮脂腺が多い部位なので、多くの皮脂が分泌されがちです。皮脂が酸化するとニオイを発生しますので、それを自分自身で臭いと感じることもあります。

萎縮性鼻炎(臭鼻症)

萎縮性鼻炎は慢性鼻炎の一種で、鼻の中の粘膜が萎縮し、鼻腔が広がってしまうために鼻の中が乾燥し、鼻くそやかさぶたができてしまう病気です。

鼻臭症とも呼ばれており、病名に「臭」という文字が入っていることからも分かるように、鼻から悪臭を放ちます。

萎縮性鼻炎となってしまう原因は、貧血、栄養不足、自律神経の不調などが関係していると言われていますが、はっきりとは解明されていません。しかし近年、この病気はとても少なくなっており、そこには生活環境や栄養状態の改善が影響していると考えられています。

上顎がん

上顎がんとは、副鼻腔の一部である上顎洞にできるがんです。がんの中ではかなり稀なものであり、鼻の臭さの原因としての上顎がんも非常に珍しいと言えます。

しかし、上顎がんを引き起こすリスク要因として慢性副鼻腔炎が挙げられていることから、鼻が臭い状態が続いている人は注意が必要です。

自覚症状はとても少なく、あったとしても副鼻腔炎と同じような症状なので見過ごされがちなガンでもあります。鼻づまりや鼻の臭さ以外に、血や膿がまじった臭い鼻水が出る、眼球の突出などといった症状が出ることもあります。

うっそ~、鼻が臭いのには、こんなにいろんな原因が考えられるのかい!?

ボクも鼻が臭うときがあるけど、そういうときってやっぱり風邪が長引いてるときだから、副鼻腔炎になっていたのかもしれないね。確かに自分でもドブ臭かったよ!

でも上顎がんでも同じような症状が出るみたいだから、油断は禁物だネ!今度からはもっと早く病院へ行くようにするよ。

鼻の臭い対策とは?油断しないで病院で相談してみよう

鼻が臭くなる原因についていくつかご紹介してきましたが、そのほとんどが鼻に関する病気でした。つまり、鼻が臭い背景には、何らかの病変が潜んでいるというわけですね。これは放置してはいけません。では、どのような対策を取るべきなのでしょうか?

まずは耳鼻科へ!

鼻の臭いの原因の大部分を占めるのは、やはり副鼻腔炎(蓄膿症)です。放置すると慢性化してしまいますし、稀とはいえ上顎がんの原因とも指摘されていますから、必ず病院で適切な治療を受けてください。

鼻が臭いとか、鼻水や咳が続く場合はもちろん、「何となく鼻が臭い気がするけど、自分が副鼻腔炎であるかどうか分からない」という人も、相談するつもりで受診してみることをオススメします。

受診先は耳鼻咽喉科です。(こちらもご参考に!→臭い玉は病院で取ってもらえるの?料金など気になる点も解説!

副鼻腔炎だけでなく、先にご紹介した萎縮性鼻炎や上顎がんも耳鼻咽喉科で診察可能なものですので、鼻の臭いなどの症状があったらできるだけ早く耳鼻咽喉科へ行きましょう。

セルフケアもあります!

病院へ行くのも重要ですが、病気がなくても、日ごろから自分で鼻の健康のためにできるセルフケアをしていくのもオススメです。

  • マスクをつける
  • 生活習慣を整える
  • 鼻うがいをする

これらは、どれも鼻の臭いを解消するための有効な対策です。

鼻の乾燥も鼻のニオイの原因になりますから、鼻を保湿するためにマスクをつけるのもお手軽で良い方法です。

また、生活習慣を整えれば自律神経の働きも良くなるので、鼻の乾燥や鼻の中の過剰な皮脂分泌が抑えられ、ニオイの軽減につながります。

鼻うがいの方法

鼻づまりや鼻炎を繰り返す場合、鼻の中を直接洗浄できる鼻うがいをするのもひとつの手です。鼻うがいの方法はいろいろありますが、簡単なのは鼻から吸って鼻から出すものです。以下に、やり方をご紹介します。

① 清潔な洗面器やコップに冷たくない水を200㏄入れる

② 水に塩1.8gを入れて、よく溶かす

③ 片方の鼻を指で押さえて、反対側の鼻から塩水を吸う

④ 唾を飲み込まないようにして息を止め、同じ側から水を出す

⑤ 反対側の鼻も同様にして行う

鼻うがいはやり過ぎるとかえって鼻の症状を悪化させる危険もありますので、多くても1日に1回にしておいてください。同時に以下の注意点を守ってくださいね。

  • 水道水や真水は使わない
  • 生理食塩水を吸っている時に唾を飲み込まない
  • 鼻うがいの途中で上を向かない
  • 鼻うがいの後は鼻をかまない

慣れると気持ちいいですし風邪予防にもなるのですが、リスクもありますので、苦手な人は無理して行わない方が良いでしょう。

うがいはいろんな種類がありますが、こちらにも口臭予防となるうがいをご紹介しています。興味のある方は是非ご一読ください!

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臭い玉はうがいで撃退!予防にも最適なうがい法をご紹介!

やっぱり、鼻がくさいときは何はなくとも耳鼻科だね。これ、一番大事!

それと、ボクは鼻うがいに関してはプロ級に上手いよ!今度ヨーコちゃんにも見せてあげたいなぁ。

でも、鼻うがいにも危険性があるなんて知らなかったよ!どんな危険があるっていうんだい!?

鼻うがいは効果も高いですが、危険とも隣り合わせです。やりすぎは鼻の粘膜を傷つけたりして、かえって鼻炎を悪化させることもあります。

それから、鼻うがいの後は鼻腔に生理食塩水が残っているので、その状態で鼻をかむと水が耳の方へ行ってしまい、中耳炎を引き起こすことがあるんです。

不安な方は耳鼻科医に相談して、正しいやり方を指導してもらってくださいね。

鼻のニオイの原因は鼻の病気の可能性大!耳鼻科できちんと治療しよう

お伝えしてきたように、鼻が臭い原因の多くは慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と考えられます。稀に別の鼻の病気が隠れていることもありますが、それも耳鼻科で診てもらえます。ですから、まずは耳鼻咽喉科へ行って、医師に診察と治療をしてもらいましょう。

副鼻腔炎は根気強く治療していかなければならないものですので、途中で薬を止めたりしないで、最後までしっかりと治しましょう。そうすれば、鼻の嫌なニオイからも解放されるはずです。

それに加えて、鼻の中の清潔や保湿を心がけたり、生活習慣を整えたりするのも有効なセルフケアです。鼻の臭いが消えれば口臭の解消にもつながりますから、お口だけでなく鼻の健康にも気を配っていきましょう!

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