臭い玉は病院で取ってもらえるの?料金など気になる点も解説!

「最近、どうも口臭や喉の違和感が気になる…」という人は、もしかしたら臭い玉が原因かもしれません。臭い玉は誰にでもできるものですが、口臭や喉のイガイガ感など症状があるのならば、何らかの対策を取った方が良いでしょう。

臭い玉を取る方法にはうがいなど様々なものがありますが、自分で対処するのは不安という方は、病院で取ってもらうというのもひとつの手です。

でも、そう言われても、「臭い玉くらいで病院に行ってもいいの?」「何科に行けばいいの?」など、いろんな疑問が出てきますよね。この記事ではそんな疑問にお答えしていきますので、臭い玉が気になる方は目を通してみてくださいね!

病院で行う臭い玉治療って、いったいどんなもの?

臭い玉と言われてもピンとこない人でも、喉の奥から飛び出して来たりする、白くてクサイ物体と言えば思い当たるのではないでしょうか。「でも、こんなもののために病院で診てもらうことなんてできるの?」と思ってしまいがちですが、大丈夫なんです!

まずは、病院での臭い玉治療とはどんなものかを見ていきましょう。

病院でも臭い玉は完治できない!?

臭い玉は、食べかすや口や喉にいる細菌が扁桃の表面にある穴に詰まってできるものなので、毎日何かを食べて生きている私たちには、臭い玉ができないようにすることは実質的に不可能です(この辺りについて詳しくはこちら!→臭い玉の原因を解説!口臭につながる臭い玉とはどんなもの?

したがって、医師の治療を受けたとしても、この先ずっと臭い玉ができないようになるというわけではありません。

臭い玉を予防するには、うがいや口の中を乾燥させない等のセルフケアも重要であり、病院での治療に頼りっきりなのはよくありません。そもそも、臭い玉は健康な人にでもありますし、困った症状がなければ治療する必要もないのです。

まずは、この前提を理解しておきましょう。より詳しく知りたい人は、こちらの記事をお読みください。

臭い玉の治療方法

では病院での臭い玉治療とはどんなものかというと、以下のようなものがあります。

  • ドライマウスを改善するための生活指導やトレーニング法の指導
  • 臭い玉の吸引
  • 扁桃周辺の洗浄
  • 扁桃凝固術
  • 扁桃の摘出術

以下にひとつずつ詳しくご説明します。

ドライマウスの改善に関する指導

繰り返しになりますが、病院に行っても「臭い玉は取らなくても良い」と言う医師も多いものです。そのような考え方の病院に行ったとき、あるいは、別段困っている症状がない場合などは、そのまま帰されることもあり得ます。

しかし、除去などの直接的な治療はしてもらえなくても、臭い玉を増やす原因になるドライマウスや口周りの筋力低下を改善するための指導はしてもらえることがあります。この辺りのことについては、こちらに詳しく書いてありますよ→ドライマウスにはこんな対策を!自分に合った改善法を選ぼう!

ドライマウスの原因は様々ですから、臭い玉のみならず、それも含めて診てもらうとよいでしょう。

臭い玉を吸引する

臭い玉は目で見える範囲だけでなく、扁桃の根元の方など見えない部分にもできている可能性があります。ですから、自分ですべての臭い玉を取るのはまず不可能なのですが、病院では扁桃の大部分を見渡せる内視鏡があるため、効率的に除去していくことができます。
★図作成中★
内視鏡で扁桃の陰窩に入っている臭い玉の所在を確認しながら、専用の器具を使って吸引したり、取りだしたりすることによって除去していきます。

医師の手による処置なので自分でやるよりもずっと安全性が高いですが、咽頭反射といって喉への刺激で「オエッ」となってしまいやすい体質の人には向かない治療です。

喉の洗浄

扁桃を洗浄しながら臭い玉を取りだす方法もあります。吸引と洗浄を合わせて行うこともあります。細菌も臭い玉の構成要素のひとつなので、喉を洗浄することで予防的効果も兼ねることができます。

洗浄の方法は、専用の洗浄管を扁桃の陰窩に入れてから水を流し、水圧によって臭い玉を取りだすというものです。

これらの治療に苦しさを感じる人もいますが、口臭や扁桃炎、微熱などの症状に困っていた人の多くが、洗浄や除去によって症状の改善やすっきりとした感覚を得ることができます。

扁桃凝固術

繰り返しになりますが、臭い玉は病院で取ってもらっても、必ずまたできるものです。喉の違和感などの症状が強くて「膿栓症」という病名が付くほどのケースや、扁桃炎を繰り返すようなケースでは、単なる除去や洗浄ではなく、より根本的な治療が行われることもあります。

そのうちのひとつに、「扁桃凝固術」があります。これは、麻酔後に専用の器具で扁桃の陰窩に高周波やラジオ波などを当てて、扁桃を焼き固めて縮小するというものです。
★図作成中★
術後は扁桃自体が小さくなるので、臭い玉ができる面積を減らすことによって、臭い玉の生成を抑えるというわけです。

以下にご紹介する摘出手術よりも負担が少なく日帰りでできるので、全摘手術をするほどでもないケースにも適用可能です。

扁桃の手術

臭い玉ができやすいというだけでなく、たびたび扁桃が腫れて高熱が出る人や、そのせいで腎臓など他の部位にも病変が起きているなどといったケースでは、扁桃そのものを切除してしまう「扁桃摘出術」が行われることもあります。
★図作成中★
扁桃すべてを摘出してしまうので、臭い玉を減らす効果はもっとも高い治療法ですし、扁桃炎も起こらなくなります。

しかし、2週間程度の入院が必要になることや、身体的苦痛も比較的大きいというデメリットもあります。臭い玉が気になるという以外に目立った症状がない場合は、通常ここまで大掛かりな治療は行われません。

ええ~っ、口から飛び出してくるクサイもののために、手術まですることがあるのかい!?こいつはオドロキだ!

臭い玉が出てくることはあるけど、ボクの場合は多少口がくさい程度だし、まずはうがいを頑張って、どうしても気になるなら洗浄してもらうくらいでいい気がするよ。

それじゃダメかな?ヨーコちゃん!

確かにそうですね。におい田課長の場合は、まず口臭対策も含むセルフケアが必要だと思います。

でも、臭い玉だけで手術まですることはありませんよ。度重なる扁桃炎など、何らかの大きな症状がある場合に手術が検討されます。

扁桃凝固術や摘出手術は、そういった症状を治す効果は高いのですが、臭い玉については完全にゼロにすることはできません。リスクもありますから、手術を受ける前に医師とよく相談してくださいね。

臭い玉の治療は何科でできる?費用の目安も知っておこう!

臭い玉の治療方法についてご紹介してきました。基本的には治療の必要がないとはいっても、簡単な指導から大がかりな手術まで、意外といろんな方法があるものですね。

では、これらの治療はどこに行けば受けられるのでしょうか?気になる費用についても合わせてご紹介します。

耳鼻咽喉科で治療できる!

臭い玉は口から飛び出してくるため、歯科で相談する人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、喉の奥の扁桃にできるものなので、基本的には耳鼻咽喉科の守備範囲となっています。

ですから、臭い玉の治療を受けたい場合は、まず耳鼻咽喉科へ行くことをオススメします。しかし、先にもお伝えしたように、医師によっては臭い玉の治療を行わないことも少なくありませんので、事前に臭い玉の診察や治療をしてもらえるか確認しておくと良いでしょう。

また、臭い玉を悪化させる一因にドライマウスがあることは、すでにお伝えした通りです。ドライマウスの治療や指導は歯科や口腔内科、口腔外科などが専門ですので、ドライマウスも気になっている方は歯科が良いでしょう。

しかし、鼻炎や副鼻腔炎などが元で口の中が乾燥していることもあり、そのようなケースでは耳鼻咽喉科が適しています。何科がいいか分からない人は、総合病院へ行くのも良い手段です。

臭い玉治療にかかる費用

臭い玉を治すにはどれくらいの費用がかかるのかということも、気になるところですよね。以下に、治療法別の費用をご紹介します。

治療法 費用の目安
ドライマウスに関する指導等 ・保険適用の指導なら数百円程度
・唾液検査や口臭検査、薬物治療などを行う場合は
保険適用外(10,000円~50,000円程度)
吸引および洗浄 200円程度
扁桃凝固術 5,000円程度
扁桃摘出術 10万円程度

このように、治療法によってかかる費用はかなり違っています。

もっとも簡単な臭い玉の吸引や洗浄は、保険適用されるのでとても安価です。

これ以外に初診料(再診料)などもかかりますが、それも保険適用内ですので高くても1,000円ほどで済みます。

扁桃凝固術も保険適用されますし日帰りでできるので比較的安価ですが、扁桃を全摘出する手術では入院が必要になるので高額となります。個室かどうか等によっても費用は変わってきますが、10万円前後というケースが多いです。

費用は事前に確認を!

ドライマウス外来を設けているような歯科の場合、たっぷり時間をかけたカウンセリングや、自費の検査、唾液腺マッサージなどを受けることもできます(唾液の重要性についてはこちら)。しかし、このような検査や施術は自由診療なので高額ですし、医院ごとに価格設定が違います。

ここまでやらなくてもいいという人は、一般歯科でドライマウスの相談をしてみましょう。改善法のアドバイス程度なら、保険適用の診察料の範囲内でやってくれるところがほとんどです。

いずれにしても、不安な方は治療費についてもあらかじめ電話などで確認しておくと良いでしょう。

臭い玉治療なら耳鼻咽喉科がファーストチョイスですが、歯科の方がいいのか迷う人もいますよね。そんなときは、耳鼻科も歯科もある総合病院へ行くか、検診も兼ねて歯科へ行くのもいいですね。

臭い玉が多い人は舌苔も濃くて口臭も強い傾向がありますので、それを相談しながら臭い玉についても聞いてみることをオススメします!

臭い玉の治療はまず耳鼻科へ!治療法や費用は事前に確認しよう

臭い玉の治療についてご紹介してきましたが、手術まであることに驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、手術が適用になるのは高熱を伴う扁桃炎を繰り返すなど、単なる臭い玉以上の症状がある方のみです。

ちょっと臭い玉や口臭が気になるという程度の方々は、吸引や洗浄で臭い玉を取り除く治療となり、外来治療で費用もお安く済ますことができます。

とはいえ、臭い玉だけなら治療しなくても良いものですから、病院へ行っても何もされずに帰されることもないとは言い切れません。治療を希望する方は、費用なども含めて事前に確認することをオススメします。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2020 臭いのお悩み解決サイト【ニオイ部クサイ課】 All Rights Reserved.