唾液が臭いのが気になる!そんなときに考えられる意外な原因とは

くしゃみをした時や、マスクをした時などに、ふと唾液のニオイを感じることってありませんか?口臭ともまた違った、唾液独特の嫌なニオイを感じたことがある方も少なくないでしょう。

でも実は、唾液って本来ニオイがないものなのです。では、唾液が臭くなることには、どんな理由があるのでしょうか?

唾液が臭いならば、口も臭くなる危険性も高まります。唾液臭と口臭がダブルで臭うなんてことのないように、唾液が臭くなる原因を知り、しっかりと対策をしていきましょう!

唾液が臭くなるのはなぜ?その様々な原因を知っておこう!

唾液は、99%以上が水分でできています。ですから、生理的な軽いにおいはありますが、基本的には唾液そのものが悪臭を放つことはありません。(唾液についてより詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!→唾液が果たす役割は非常に重要!唾液が減ると口臭や虫歯のリスクも!

したがって、他人に気づかれるほどに唾液が臭くなるには何らかの理由があるわけですが、それはいったいどのようなことなのでしょうか?

虫歯や歯周病

口の中にはとてもたくさんの細菌が存在しており、それらの菌はたんぱく質などを分解するときに、ニオイのある成分を発生させます。

虫歯や歯周病があると、お口の中の細菌が多い状態となってしまいます。また、虫歯の穴に食べ物が詰まるとエサとなるたんぱく質が多く長く滞留することになります。ということは、当然細菌によるニオイも強くなってしまうのです。

舌苔

舌苔とは、舌の表面についている白っぽい苔のようなもののことです。

舌苔について詳しくはこちら(舌が白い人は舌苔に注意!口臭の原因にもなる舌苔はなぜ付着する?)を参考にしていただきたいのですが、舌苔が濃くなればなるほど細菌も繁殖しやすくなります。

したがって、舌苔が付着している状態だと、唾液にもニオイが付く原因となってしまうのです。

舌を強く磨きすぎる

舌苔が気になって舌を強く磨いている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、舌磨きは唾液が臭くなる要因にもなるのです。

舌を強く磨きすぎると舌の表面が傷ついてしまい、粘膜組織の欠片や漿液が唾液に混じることになります。このような不純物が唾液にニオイを生じさせてしまうのです。

ドライマウス

唾液の分泌量が減ってドライマウスと呼ばれる状態になると、唾液がニオイを発するリスクが高まります。

先述の通り、口の中にはたくさんの種類の細菌がいるのですが、その中でも「嫌気性菌」という酸素を嫌うタイプの菌は、揮発性硫黄化合物という悪臭を持つ物質を作り出します。

サラサラの唾液には酸素がたくさん含まれているので、嫌気性菌は繁殖しにくくなります。

しかし、ドライマウスで口が渇いた状態では酸素の量が少なくなるため、嫌気性菌が繁殖しやすく、その結果、唾液も臭くなってしまうというわけなのです。

精神的な緊張やストレス

唾液は自律神経の働きによって分泌されるため、自律神経に影響する何かが起こることによって、分泌される部位や唾液の質が変化します。

緊張やストレスなどで自律神経の働きが乱れると、サラサラの唾液よりもべたべたした唾液が多く分泌されるようになります。べたべたの唾液には酸素が少ないため、先ほども出てきた嫌気性菌が活発になってしまいます。

こうして、緊張やストレス、疲れなどによっても唾液がにおうようになってしまうのです。

ニンニク料理や焼き肉を食べた後は唾液もクサイけど、それは当たり前だよネ!

慢性的に唾液が臭くなる原因は、虫歯やドライマウスに、舌苔、それからストレスなどもあるんだね。

どれも口臭の原因と似ている気がするけど、口臭があれば唾液も臭くなるってことかい?

におい田課長、良い質問ですね!

確かに口臭と唾液は大いに関係しています。ドライマウスは両者に共通する原因ですね。なので、口臭があれば唾液も臭くなるし、逆に唾液が臭ければ口臭がするようになる可能性もあります。

でも、厳密に言えば唾液と口臭のメカニズムは違います。唾液を嗅いでみてニオイがあっても、必ずしも口臭があるとは限らないのでご安心ください。

唾液のニオイを改善する方法とは?原因を見極めて対策を取ろう!

唾液が臭くなる原因についてご紹介してきましたが、いろいろなものがありました。まずは、自分の唾液が臭い原因を考えて、その原因に応じた改善策を試してみましょう。以下に、具体的な改善方法をご紹介していきます。

虫歯などを治療する

虫歯や歯周病、歯石など口腔内の状態が唾液のニオイを生み出している場合は、歯科医院でそれらの治療を受けることが最優先の対策となります。

自覚していなくても、虫歯や歯周病などがあれば高い確率で唾液臭や口臭がしているものです。仮にニオイがなくても、その状態を放置すれば頭痛など様々な症状が出てきて健康を害するおそれもあります。

また、虫歯がなくても定期的に歯科医院に通って、お口の中をクリーニングしてもらうとよいでしょう。

舌苔を取り除く

舌に白い舌苔がこびりついている人は、舌苔を除去する対策が必要となります。以下のような方法で、舌苔対策をしましょう。

  • 舌ブラシで優しく擦る
  • 舌を上あごに押し付ける
  • 蜂蜜をなめる
先にも触れたように、舌を強く磨くと逆効果になります。舌ブラシを使う場合は、あくまでも優しく擦り、力を入れないようにしましょう。舌表面を傷つけてしまいそうで不安な方は、舌を上あごに押し付けて軽く動かすだけでも効果的ですよ。

ドライマウスを改善する

ドライマウスは、唾液が臭くなる以外にも口臭などいろんな悪影響が出てくるものですから、治さない手はありません。

とはいえ、ドライマウスにも様々な原因がありますので、自分のドライマウスがどこから来ているのかを振り返りながら、適切な対策をしていく必要があります。

ドライマウスの対策については、別の記事にて詳しくご説明しています。ぜひ目を通してみてくださいね→ドライマウスにはこんな対策を!自分に合った改善法を選ぼう!

ストレスを発散する

ストレス社会と言われるようになって久しい現在、ストレスがないという人の方が珍しいかもしれません。しかし、ストレスがたまった状態が続けば、口臭や唾液臭にもつながってしまいます。適切にストレスを解消していきましょう。

ストレスの発散方法は人それぞれですので、自分に合った方法を見つけて実践するのが一番です。休日はゆっくり身体を休める、あるいは趣味を楽しむなど、どうすれば一番自分が楽になれるかを考えてみましょう。

特に趣味がないという人は、しっかり睡眠をとったり、散歩などで軽く身体を動かしたりするだけでも、自律神経の働きが良くなってリラックスにつながります。

舌磨きを習慣にしている人の唾液は、擦り取られた粘膜などで常に汚れていて、臭いも強いんです。

でも、舌苔がついていても臭いますし、舌苔を取ろうとして強く磨きすぎるのもダメとなると、どうすればいいのか困ってしまう人もいますよね。

まずは、舌磨きの習慣をやめて、口臭が気になるなら舌を上あごに押し付けて掃除しましょう。同時にドライマウス対策もすると効果的ですよ!

良質な唾液は臭くない!唾液中の細菌や不純物もニオイの原因に!

唾液そのものには、悪臭があるわけではありません。しかし、虫歯や歯周病、舌苔、ドライマウスなどといったお口の中の問題、さらにはストレスなどの精神的な状態など、様々な原因によって、唾液からニオイがするようになってしまいます。

これを改善するには、原因を取り除くことが必要です。原因は人それぞれですし、いくつかの原因が同時に影響していることもありますから、自分のお口の状態や生活習慣などを振り返ってみて、何が唾液を臭くしているかを特定することが第一です。

何から始めたらよいか分からないという方は、まずは歯科医院でお口の状態をチェックしてもらうことをオススメします。

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