唾液が果たす役割は非常に重要!唾液が減ると口臭や虫歯のリスクも!

普段あまり意識することがないかもしれませんが、唾液は私たちの口の中を常に潤してくれています。でも、それだけではなく、唾液は非常に重要で多彩な役割も持っているのです。

ということは、唾液が少なくなってしまえば、様々な不調にもつながるということです。口臭が出てくるのはもちろん、身体的な病気のリスクも高まってしまうのです。したがって、唾液を減らさないように心がけることも、大切な健康管理のひとつなんです。

ここでは、そんな唾液の役割について、じっくりとお話していきます。口臭や虫歯にお悩みの方は、唾液の大切さを知り、その分泌を見直すきっかけにしてくださいね。

そもそも唾液ってどんなもの?どこからどんなふうに出てくるのか

唾液って改めて考えるとどんなものなのか、よく知らないという人も多いですよね。いつも気が付けば口の中にある唾液は、どこからどんなふうに出てきているのでしょうか?この機会によく知っておきましょう。

唾液はどこから出るの?

唾液が出るのは口の中からというのは分かり切ったことですが、より詳しく見てみると、唾液腺というところから分泌されています。

唾液腺は非常にたくさんあるのですが、中でも多くの唾液を分泌するところを三大唾液腺と呼びます。

三大唾液腺の名称と部位、特徴は以下の通りです。

名称 部位 分泌される唾液の特徴
耳下腺 上の奥歯の頬側 サラサラした唾液
顎下腺 舌の下の小さな膨らみ サラサラとネバネバの両方だが
サラサラの度合いの方が高い
舌下腺 下の舌の膨らみとその周辺 サラサラとネバネバの両方だが
ネバネバの度合いの方が高い

★図作成中★
この他にも口の中には様々な小唾液腺があります。舌を動かしてみたり、食事のときに意識してみたりすると、いろんなところから唾液が出てくるのが分かるはずです。

唾液が出るまでのメカニズム

唾液をコントロールしているのは自律神経です。食事のときは食べ物から出る成分に刺激を受けて、神経伝達物質が脳に指示を出し、唾液腺から唾液が出てくるのです。

しかし、食事時以外にも常に唾液は分泌されています。身体や心の状態によって自律神経の働きが変化し、どこからどんな唾液が出るのかが変わってきます。

緊張やストレスを感じると副交感神経優位となり、舌下腺からネバネバの唾液がたくさん分泌されます。逆にリラックスしていれば、耳下腺からサラサラした唾液が分泌されます。

ネバネバの唾液は、口臭の元となります。つまり、緊張を感じているときやストレスが溜まっている時は、口臭がきつくなりがちなのです。

唾液は寝ているときにはほとんど出ませんが、平均すると一日に1~1.5リットルも出ているんです。

これよりも分泌量が少なくなると、ドライマウスの状態となるわけですね。

誰でも体調が悪いと唾液は出にくくなりますし、死期が近い人は口が渇いているものです。赤ちゃんがよだれをよく出すのは、口の周りの筋力がまだ低いというのもありますが、生命力のかたまりだからとも言えるんですよ!

唾液の働きはこんなにスゴイ!その重要な役割をチェック!

唾液が非常に大切な役割を果たしていることは、すでにお伝えした通りです。そんなふうに、人知れず心身の健康を守ってくれている唾液について、どのような役割があるのかを詳しく見ていきましょう。

唾液の成分と働き

唾液は99%以上が水分ですが、残りの1%未満に実に様々かつ重要な成分が含まれています。

その一部を見てみましょう。

成分 効果
アミラーゼ でんぷんを分解し消化吸収を助ける
ムチン ・粘膜の保護
・飲み込みやすくする
リゾチウム
ラクトフェリン
ペルオキシターゼ
IgA
・殺菌抗菌作用
・免疫機能を高める
パロチン ・歯や骨の再石灰化を促す
・アンチエイジング効果

このように、唾液に含まれる成分には小難しい名前が多いですが、それぞれお口や心身の健康の維持には欠かせないものばかりなのです。

唾液の具体的な効果

唾液に含まれる重要な成分とその働きをご紹介しましたが、さらに分かりやすくするために、具体的にはどんな効果があるのかを見ていきましょう。

  • 食べ物を飲み込みやすくする
  • 消化吸収を助ける
  • 味を感じる
  • 感染症や誤嚥性肺炎を防ぐ
  • 虫歯や口臭を防ぐ
  • 歯や硬い食べ物で口の中を傷つけないようにする

ご飯を美味しく食べて栄養をきちんと吸収してから消化するという、ごく基本的な生命維持から、虫歯や口臭、さらには病気の予防まで、とっても幅広い効果があるのですね。

唾液はただの水分だと思っていたけど、全然そんなことないのだね!こうして見ると、唾液にはすごくいろんな効果があって、唾液がないと困っちゃうことがよく分かるね!

毎日何気なくご飯を食べてるけど、唾液がなかったら噛むだけで口の中が傷だらけになっちゃうし、飲み込むこともできないんだもんなぁ。ホントに唾液様様だね~。

唾液が少なくなるとこんなに大変!どんな影響が出てくるの?

唾液の持つパワーについてご紹介してきましたが、こんなに重要な役割を持つ唾液が少なくなってしまったら、何らかの悪影響が出るのは想像に難くないですよね。では実際に唾液分泌が減ったらどんなことが起きてしまうのか、詳しく確認していきましょう。

どんな時に唾液が減るのか

先にお伝えしたように、唾液の分泌をコントロールしているのは自律神経です。

ですから、ストレスや緊張などで自律神経の働きが乱れたときに唾液の分泌が減ることがあります。

それ以外にも、以下のような理由で唾液の分泌が減少する可能性があります。

  • 加齢
  • 生活習慣
  • 薬の副作用
  • シェーグレン症候群や糖尿病などの病気
  • 放射線治療の後遺症
偏った食生活や飲酒喫煙、運動不足や睡眠不足などの生活習慣の乱れでも、唾液分泌が減ってドライマウスとなってしまいます。また、加齢も誰にでも訪れるものですので、年々唾液が減少していかないよう注意が必要です。

この辺りについては、こちらの記事にも詳しくまとめてあります。ぜひ、併せてお読みくださいね→ドライマウスの原因とは?唾液が減ってしまう意外な要因

唾液が減るとどうなる?

上記のような様々な理由によって唾液が減ってしまうと、以下のようなことが起こる危険性があります。

  • 口臭
  • 虫歯
  • 口内炎
  • 舌苔が濃くなる
  • 誤嚥性肺炎
  • 様々な感染症
  • 食べ物が飲み込みにくくなる
  • しゃべりにくくなる

唾液が少なくなれば唾液の効果が得られにくくなるわけですから、その効能と逆のことが起こります。

つまり、しゃべったり食べたりすることが難しくなり、消化吸収も悪くなります。また、唾液による殺菌効果が期待できなくなるため、細菌や病原菌が体内に侵入しやすくなり、感染症のリスクも高まります。

さらに、口中の細菌が増えるため口臭もきつくなり、虫歯にもなりやすくなります。

唾液が少ないことで、周囲の人に口が臭いと思われてしまう危険性も出てきてしまうわけですね。そんなことにならないよう、こちらの記事もお読みいただき、ドライマウス対策をしていくと良いでしょう。

生活習慣でも唾液が減ってしまうんだね。唾液が少なくなると、いろいろ困ることが起きてくるみたいだけど、身近なところではやっぱり口臭とか虫歯だよね。

口の中の細菌が増えてしまうことで、虫歯や口臭にもつながるみたいだけど、唾液の殺菌力ってそんなにスゴイのかい?

唾液には、先にご紹介した以外にも、ヒスタチンやディフェンシンなどとても多くの抗菌作用を持つ成分を含んでいるんです。

口の中の傷は、その他の部分に比べて治りが速いですよね?それは、唾液のおかげなんです。

子供の頃に転んだりしたときに「ツバつけとけば治る」なんて言われたこと、ありませんか?それも理に適った方法だったというわけですよ!

唾液は美容と健康の元!口臭予防のためにも適切な唾液分泌を!

唾液の概要から役割、そして唾液が少なくなるとどんなことが起きるのか等々、唾液全般についてご紹介してきました。唾液にこんなにいろんな役割があったということに驚かれている方も少なくないのではないでしょうか。

唾液は天然の消毒薬とも呼ばれるほど、高い殺菌力も持っています。ですから、唾液が減れば口中の細菌も増えて、口臭が強くなってしまいます。また、虫歯や感染症にもかかりやすくなってしまいます。

常に唾液で口の中が潤っている状態を意識して心がけ、ニオイのないお口を保ちましょう!

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2020 臭いのお悩み解決サイト【ニオイ部クサイ課】 All Rights Reserved.