臭い玉の原因を解説!口臭につながる臭い玉とはどんなもの?

咳やくしゃみをした拍子などに、喉の奥から小さなクサ~イ玉が飛び出してきたことってありませんか?あまりにも強烈な悪臭に、「自分の中にこんなものがあったなんて!」とショックを受けた人も少なくないのではないでしょうか。

この通称「臭い玉」とも呼ばれるものは、正式には「膿栓(のうせん)」といって、誰にでもできるものです。中には臭い玉らしきものが出てきたことはないという方もいらっしゃいますが、出てこないだけで喉の奥にできている可能性もじゅうぶんあるんです。

では、この臭い玉って何が原因でできるのでしょうか?今回は、そんなとっても気になる臭い玉の正体をじっくり解明していきます!

臭い玉とはどんなもの?臭い玉の潜む場所はどこなのか

出てきた臭い玉をしげしげと見つめてみても、何からできているのかちょっと想像がつかないですよね。そこで、まずは臭い玉とは何なのか、どこでどうやってできるのかを確認しておきましょう。

臭い玉の正式名は「膿栓」

正式名称としては「膿栓」と呼ばれる臭い玉は、米粒ほどの大きさの、やや黄味を帯びた白っぽい色をした物体です。

形状は丸っこかったり、細長かったりと様々ですが、表面がちょっとデコボコしていることも多いです。

くしゃみや咳をした時に飛び出してくることが多いですが、何でもない時にふいに出てきたりもしますし、うがいをした時などに、気づかないうちに水と一緒に吐き出していることもあります。

臭い玉は、そのまま嗅いでもクサイものですが、つぶすとさらに強烈な悪臭を発します。

こんなに臭いものが体内にあることを心配する方もいるかもしれませんが、健康上は何の問題もないものです。

臭い玉はどこでできるのか

では、そんなくさい臭い玉はどこに発生するのでしょうか?
★図作成中57-1★
口を大きく開けて鏡で見てみると、喉の奥に両側から突起したふくらみがあります。ここは「口蓋扁桃(こうがいへんとう)」といい、以前は「扁桃腺(へんとうせん)」とも呼ばれていた場所です。そして、臭い玉ができるのはまさにこの部分なのです。

扁桃の表面には、とてもたくさんの「陰窩(いんか)」と呼ばれる穴があり、見た目もデコボコしています。この陰窩に臭い玉ができるのです。鏡で喉の奥を見てみると、扁桃の穴に入っている臭い玉が確認できることもあるんです。

しかし、扁桃全体を鏡で見渡せるわけではないですし、陰窩の底の方にだけ小さな臭い玉が潜んでいることもあるため、鏡で見て臭い玉がなかったからと言って、臭い玉がないとは言い切れません。

臭い玉は何でできているのか

臭い玉は喉の奥の扁桃の穴に入っていることをお伝えしました。では、なぜ、どのようにしてそんなところに出現するのでしょうか?

扁桃にはリンパ組織がたくさん集まっており、細菌を殺したり、体外に排出させたりする働きをしています。つまり扁桃は、体内に細菌が侵入するのを防ぐゲートキーパーのような役割なのですね。

しかし、扁桃のリンパ球によって殺された細菌の死骸はすべて排出されるわけではなく、陰窩に入ってしまうことがあります。また、食べ物を飲み込むときにも扁桃を通過するため、食べかすが陰窩に入ってしまうこともあります。

つまり、臭い玉を構成するものは、細菌の死骸、食べかす、扁桃自体から剥がれ落ちた粘膜などであり、それらが固まりになったものが臭い玉の正体というわけなのです。

あの白くてクサい玉は、臭い玉っていうのか!そんな名前が付くほどメジャーな存在だったのだね。こんなのが時々出てくるのってボクだけかな?なんて思っていたから、ちょっと安心!

口から出てこなくても、ひっそりと喉についていることもあるんだよね?でも、鏡で見えない場合は、臭い玉があるかどうかって、どうやって知ればいいんだい?

におい田課長も臭い玉が出てくるんですね!臭い玉って、くさいと分かっているのに何度も嗅いじゃったりして、テンションあがりますよね~!!

とはいえ、わざわざ臭い玉を確認する必要はそんなにないのですが、自分に臭い玉があるかどうか知りたいときは、耳鼻科で診てもらうといいですよ。

また、喉がゴロゴロしたり飲み込みにくさを感じたりするとき、口臭が強くなったときにも、臭い玉がついていることが多いみたいですね。

口臭の元になる臭い玉の原因とは?どんなにおいがするの?

臭い玉とは何かということについてお話してきました。そんな臭い玉をまだ見たことがないという人は、臭いと言われてもどんなニオイなのか想像がつきにくいかもしれません。そこで、臭い玉とはどんなニオイなのか、また、何が原因でできてしまうのかをご説明します。

臭い玉の原因

すでにお伝えしたように、臭い玉は食べ物のカスや細菌の死骸などからできるため、すべての人の喉に臭い玉ができる可能性があります。つまり、健康な人でも臭い玉があって当然ともいえるんです。

しかし、臭い玉が増えるタイミングや、できやすい体質の人というのは存在します。

  • 歯みがきの頻度が少ない人
  • 鼻炎や副鼻腔炎がある人
  • 口腔内が乾燥している人
  • 風邪や扁桃腺炎になったとき

これらに当てはまる人やタイミングは、臭い玉が増える原因になります。

食べかすも臭い玉の要素ですから、歯みがきをしなければ当然臭い玉を悪化させます。

特に、寝る前の歯みがきを怠ると臭い玉が増えてしまいますのでご注意ください。

また、口の中が乾燥しているときや鼻炎や風邪などの病気にかかっているときは、細菌が扁桃に触れやすくなってしまいます。そうなれば、細菌の死骸も増えますから、それに伴って臭い玉も増えてしまうのです。

臭い玉のにおいとは

そんな臭い玉は、口臭の原因にもなります。

臭い玉自体が臭いのですから、そこを通って吐き出される息が臭くなるのは当たり前ですよね。

では、臭い玉のにおいって、どんなものなのでしょうか?嗅いだことがある方には分かるでしょうが、そのニオイを表現する言葉には以下のようなものが挙げられます。

  • ドブや下水のようなニオイ
  • 靴下のニオイ
  • 糞便のニオイ
  • 腐った魚や卵のようなニオイ

想像しただけで気分が悪くなるような、不快なニオイを示す言葉が並んでいますが、臭い玉とはこのような酷い悪臭を放つものなのです。

ということは、臭い玉が増えたときの口臭も、やはり酷いものになると考えられます。こちらの記事も参考に、臭い玉対策をしていきましょう!

臭い玉の直接的な原因は食べ物の残りかすや細菌ですが、鼻水が喉に垂れてしまう副鼻腔炎や、口や喉が乾燥するドライマウスも、臭い玉の間接的な原因となります。

本来は、唾液や水分を飲み込むことで喉をきれいにできるのですが、乾燥しているとそれができなくなるために、臭い玉が増えてしまうというわけですね。

でも、臭い玉を無理に取るのはNGです!それについて詳しくは、こちらをご覧ください→気になる臭い玉の取り方とは?無理に取らず適切な対策を!

臭い玉の元は食べかすや雑菌の死骸!鼻や口の病気も臭い玉の原因に!

普段は忘れていても、たまに飛び出して来たり、喉の違和感や口臭という形をとったりして、その存在を思い出させられる臭い玉。中には、臭い玉なんて見たことがないという人もいますが、実は誰にでもあるものなのです。

臭い玉は、喉の奥の扁桃という細菌を撃退する役割を持つ場所に、食べ物のカスや細菌などが固まってできるのですが、歯みがきをしない等の生活習慣や、鼻炎や口呼吸によるドライマウスなど鼻やお口の不調も、その大きな原因となってしまいます。

臭い玉が増えると、口臭も酷くなってしまいがちです。誰にでもあるからといって油断せず、適切な予防や対処をしていきましょう!

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