ワキガの自覚症状と本人が気づかない理由

ワキガのにおいは強いので、ワキガの人が側にいると周りの人はその人がワキガだと気づきます。もちろん、本人がにおいに気づいていることもあるのですが、なぜかワキガの人がにおいのことをあまり気にしていないように思えたことはないでしょうか。

実は、重度のワキガであっても、自分ではワキガだと気づいていないこともあると言います。それなら本人に伝えなければ、と思いますが、ワキガはデリケートな問題なので、言い方によっては本人を傷つける可能性もあります。

そこで今回の記事では、ワキガの自覚症状とは何かを確認し、自分で気づかない理由とその時の伝え方の工夫についても合わせてご紹介します。

どんな自覚症状がある?ワキガが自分でわかるきっかけとは

自分がワキガかどうか悩んでいる場合、他の人がどうやってワキガに気づいたのか気になりますよね。

そこで、ワキガになるとどんな自覚症状があるのか、確認しましょう。

自覚症状はにおい!

ワキガの自覚症状と言えばやはりにおいで、自分の脇から何か変なにおいがすることで気づくこともありますし、脱いだ服からにおったことで気づくということもあります。

服の脇部分の黄ばみが気になって、調べてみたらワキガに行きついたという例もあります。

ワキガのにおいは汗腺の一つであるアポクリン腺から分泌される汗が皮脂などと混ざったものを皮膚に住む細菌が分解することで発生するのですが、この汗のせいで服が黄ばむのです。

ワキガの原因を詳しく解説したこちらの記事をご覧いただければ、ワキガの原因についてさらによくわかりますよ。

実はワキガではないこともあります

意外なことですが、自分のにおいが気になっているという人の中には、ワキガではない人もいます。脇の下からにおいがする理由は、ワキガだけではありません。実はワキガだと思っていたものがワキガではなく、汗のにおいだったというようなこともありえます。

汗をたくさんかいたり、お風呂で適切な洗い方をしなかったりなどの理由で、脇のにおいが強くなることもありますので、ワキガかどうかを見分けることも大切です。

ワキガのにおいを身近な物に例えて説明した記事がありますので、ワキガのにおいの特徴を知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。

また、においのことを気にするあまり、ワキガではないのに周りから自分は臭いと思われていると思い込む症状が出ることもあります。

これは自臭症または自己臭症、自己臭恐怖症などと呼ばれる状態で、他人がくしゃみをしたり咳をしたりするのに過剰に反応してしまうなどの症状が出て、少しのにおいであっても許せないという気持ちになり、追い詰められていきます。

他人の言動で気づくことも

においや服の黄ばみに気づいたことがきっかけでワキガだと自分でわかった人ももちろんいるのですが、以下のような他人の言動がきっかけで気づいたという人もいます。

  • 直接においを指摘される
  • 妙に避けられる
  • 近づくと嫌そうな顔をされる
  • 周りの人が咳払いや鼻をすするなどの仕草をする
  • 自分が側に行くと急にマスクをつけられる

はっきり言われたというものから、何となく感じるものまでありますが、複数の人が似たような行動をすることでハッと考えることもあるということですね。

ワキガの自覚症状は、においや服の黄ばみだってことだね。他人の言動がきっかけで気づくこともあるのか。

何となく避けられている、何か言われているような気がする、というようなことがあると気になるけど、そんな時にはにおいのことも少し意識してみるといいってことかな。

服の脇部分が黄ばむのは、ワキガの原因となるアポクリン腺から出る汗に、色素が含まれているからなんですよ。その色素の色で、服の脇部分が黄色くなってしまうんです。

それにしても、他人の言動から自分のにおいに気づかされるというのは、ちょっと辛い気もしますよね。気づいた時には、どんな気持ちがするんでしょうか…。

なぜ自分では気づかない!?ワキガを自覚しにくい理由

自分でワキガに気付いて不安になった人の場合、デオドラント商品を使ったり専門のクリニックに相談したりといった対策をすることが可能です。ですが、実はワキガであっても自分では気づかない人も多いと言います。

先ほどワキガに自分で気付いた理由に、他人の態度や言葉で気づいたという例がありましたが、自分でにおいが気になったのではなく他人からの指摘で気づかされたということも実際にあるということですね。

なぜ他人がわかるようなにおいを本人が気づかないことがあるのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

軽度のワキガだから

これは当然と言われるかもしれませんが、軽度のワキガの場合はかなり近づかないとにおいが分からない程度のにおい方であることから、本人も気づかない場合があります。

とはいえ、軽度のワキガで自覚が無い場合、周りの人も気づいていない可能性が高いので、自覚がなくても問題はないと言えそうです。

においに慣れてしまっているから

軽度のワキガではなく、重度のワキガであるにもかかわらず本人に自覚が無いこともあります。それはなぜかというと、自分のにおいはいつもかいでいるにおいなので、嗅覚がそれに慣れてしまって特別なにおいだと感じなくなるからです。これを、嗅覚疲労と言います。

においは慣れやすいものなので、このようなことが起こるんですね。

ですが、慣れているのは自分のにおいだけなので、他人のワキガ臭には気付くことができます。ワキガ自体のにおいがわからないわけではないということです。

軽度のワキガに自分で気がつかないのは納得できるけど、重度のワキガを自分で気がつかないこともあるのは驚きだねえ。

でも、においに慣れるっていうのは、言われてみれば何となくわかるような気もするなあ。ヨーコちゃん、人はにおいに慣れやすいっていうのをオジサンでもわかるように説明できる例が何かあるかな?

例えばご自分の部屋のにおいとかどうでしょう?出張なんかで家をしばらくあけた後に帰ったら、何となくにおいがあることに気付くことがあるんではないでしょうか。

ペットのにおいも、わかりやすいですよ。飼っている人は意識していなくても、ペットがいる家に遊びに行った他人にはにおいがわかるという感じですね。ワキガもそれと同じで、ずっと自分の身近にあるにおいはあまり意識しなくなるということなんですよ。

ワキガはデリケートな問題!傷つけず本人に自覚させる方法をご紹介

先ほどお話したように、重度のワキガであってもにおいに慣れてしまって本人が気づかないこともあります。ですが、においが強いとどうしても周りの人に避けられたり陰口を言われたりと、本人が嫌な思いをする原因にもなってしまいます。

だからといって、「あなたはワキガだよね」というようにストレートに言ってしまうと、相手を傷つける可能性があります。

そこで、傷つけることなく本人にワキガを自覚させるにはどうしたらいいのか、見ていきましょう。

最初に確認したいのは本人がにおいを意識しているかどうか!

ワキガであることを伝えたい時、最初に確認したいのは本人にもしかしたら自分はにおっているかもしれないという意識があるかどうかです。

それによって伝え方も変わってきますので、まずはそれを確かめましょう。

では、どうやって確かめたらいいのかというと、以下のような方法が考えられます。

  • 自分のにおいの悩みを相談する形で話す
  • ワキガについての情報を見たという形で話す

人は、自分だけが何か問題があると思うよりも、同じような悩みを抱えていると思う方が安心して話ができるものです。そこで、相手のにおいを取り上げるような話し方をするのではなく、自分のにおいが気になることを相談する形で切り出すと、相手も聞き入れやすくなります。

その中で、本人に「あなたにはそういう悩みは無い?」という感じで確かめてみると、においを意識しているかどうかがわかりますね。

それから、自分や相手には関係ない話として、ワキガに関する情報を見聞きしたという感じで話をする方法もあります。そうすると、自覚があれば「もしかして自分も…」という感じで話をしてくれる可能性もあります。

この際に、耳垢が湿っているなどいくつかの項目を確認することで自分がワキガかどうかがわかるという、ワキガのセルフチェックの内容を持ち出すと興味を持ってもらえそうですね。

ワキガかどうかを診断できるワキガのセルフチェックをする方法は、こちらの記事でご紹介しています。

本人がワキガだとわかっている場合

本人に自覚がある場合、ワキガであることはわかっていてもどう対策をしていいかはわかっていないということですから、対処法を一緒に考えることが重要です。

ワキガの対処法としては、以下のようなことが考えられます。

  • ワキガ対策用のクリームなど専用の商品を使う
  • クリニックで治療を受ける

ワキガのにおいは通常の汗などのにおいとは違いますので、一般的なデオドラント商品ではなく専用の商品を使わなければ効果が出ないこともあります。それを知らずに本人がこれまでにおい対策をしていたのだとしたら、使う商品を換えることで効果が得られる可能性もあります。

ですが、重度のワキガの場合、市販の商品を用いての対策では効果が期待できないことがあるのも事実です。そのような場合には、クリニックで治療を受ける方法も考えられます。

本人がワキガだとわかっていない場合

本人がワキガだとわかっていない場合、セルフチェックを話題に持ち出すことで自覚してもらうなど、ストレートに言いすぎるのではなく遠回しに伝える方法を考えたいものです。

他にも、自分が使っているという形でデオドラント商品を紹介したりプレゼントしたりするなどの方法もあります。

ですが、遠回しに言っても伝わらないのであれば、「もしかしてワキガかもしれないよ」とはっきり伝えることも必要になります。

その際に大切なのは、事実を伝えるだけではなく、伝える人がワキガに関する知識を持ったうえで、一緒に改善しようとする姿勢や相談に乗る気持ちを表現することです。それによって、その人を否定しているのではないことをわかってもらうことが必要です。

さらに、アナタとは本当の友達だと思っているから言うんだけどとか、家族であればそのせいで嫌な思いをして欲しくないと思ったからとか、相手を大切に思っている気持ちを言葉にして伝えられるといいですね。

本人が好きでワキガになっているわけではなく体質のせいなのですから、責めるような言葉をかけたり、清潔にしていないからにおうなど本人を追い詰めるような間違った知識を伝えたりしないようにしたいものです。

もしかしてワキガなんじゃない?なんて言われたら、オジサンショックで立ち直れなくなりそうだよ。

でも、相手が嫌がらせじゃなくて本気で心配してくれてる、一緒に考えようとしてくれてるってわかると、そこまで嫌じゃないかいかもしれないねえ。要は言い方、ってことだよね。

実際に、お前はくさいと言われて不登校になったという例もありますし、不登校まで行かなくてもくさいという指摘の仕方は本当に腹が経つと私の友達も言っていますから、本当に伝え方は大切ですよね。

努力してもどうにもならないにおいに自分が悩んでいるのに指摘されることで申し訳なさや辛さが怒りに変換されると友達は言っていましたから、解決策を一緒に考える姿勢はとても大切だなと私も思います。

ワキガの自覚症状はにおいですが本人が慣れて気付けないこともある!

以上のように、ワキガの自覚症状はにおいなのですが、ずっと感じているにおいなので、本人がそれに慣れて自分はワキガだと気付いていないこともあります。

もう一つ分かりやすいのは服の脇部分に黄色いシミがつくことですが、それがワキガと関係があると知らなければ、ワキガに気づくきっかけにはなりません。

そんな時には、本人が嫌な思いをしないように、身近な人がにおいが出ていることを伝えた方がいいのですが、言い方に気を付けないと本人を傷つけるだけで終わってしまいます。ワキガは体質によってなるもので、決して本人のせいではないということを念頭に置いた上で、伝える工夫をしたいものですね。

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