セルフチェックもできる!ワキガを診断するにはこんな方法があります

脇の下からにおいがすると、もしかして自分はワキガではないかと悩んでしまうこともあります。ですが、汗をたくさんかいたなどの理由でにおいが出ることもありますので、においがするからワキガだと判断することもできません。となると、簡単に判断できる方法があると便利ですよね。

ワキガかどうかをチェックする方法はいくつかあります。自宅でできる簡単なチェックもありますし、ワキガかどうかを判断するキットを用いる方法もあります。確実に診断してもらいたいなら、病院で検査をしてもらうことも可能です。

では、自宅でどうやってチェックできるのか、病院ではどんな検査をするのかなど、ワキガの診断方法について詳しく確認しましょう。

8つの質問に答えるだけ!自宅で簡単にできるワキガセルフチェック

それでは、自分がワキガかどうか気になる時に簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介します。

8項目の質問に答えるだけで、ワキガ体質である可能性が高いかどうかを確認できますので、脇のにおいが気になる方はぜひやってみてください。

チェック項目

ワキガ体質であるかどうかを知りたい時には、以下の項目をチェックしてみてください。当てはまる項目が多いほど、ワキガ体質である可能性が高いと言えます。

  • 湿った耳垢である
  • 血縁者にワキガの人がいる
  • 脇の下に汗が出やすい
  • 脇毛が濃い
  • 服の脇の下部分が黄色や茶褐色になる
  • 野菜よりも肉類をよく食べる
  • ストレスを感じることが多い
  • においがあると指摘された経験がある

それでは、なぜこの項目に当てはまるとワキガ体質である可能性が高いと言えるのか、それぞれのチェック項目が持つ意味を説明していきます。

アポクリン腺がある場所は決まっている!

ワキガのにおいは、アポクリン腺から分泌された汗に皮脂腺から分泌された皮脂などが混ざったものを、肌にいる雑菌が分解することで発生します。ワキガのにおいがでる原因については、ワキガの原因を詳しく解説した記事でご説明しています。

耳垢は通常乾いていますが、耳の中に汗をかくと湿り気を帯びます。そのため、湿っているということは汗をかいて濡れているのだと考えられます。この汗が、アポクリン腺からのものと考えられます。

人の体にはアポクリン腺以外にエクリン腺という汗腺もあり、それはほぼ全身に存在するのですが、実は耳の中・爪の下・性器部分にはありません。それに対してアポクリン腺は全身に存在するわけではなく、耳の中・乳輪周辺・脇の下・外陰部の毛が生えた部分にのみに存在しています。

つまり、エクリン腺が無い耳の中が湿っているということは、アポクリン腺からの汗だと考えられるわけですね。

体質的にアポクリン腺が多い人や活発に働いている人とそうでない人がいますので、耳の中に汗をたくさんかいているのなら、そのほかのアポクリン腺がある部分でも汗をかきやすく、その結果においも出やすくなっていると考えられます。だから、湿った耳垢が出る人はワキガである可能性が高いと言えるのです。

ただし、耳の中には皮脂腺もあるため、湿った耳かが出る人が絶対にワキガであるというわけではないことは知っておきましょう。

ワキガの大きな特徴!高い確率で遺伝します

耳垢の部分で、体質的にアポクリン腺が多い人や活発に働いている人がいると言いましたが、ではなぜそのような体質になるのかというと、遺伝によるものである確率がかなり高いからで、遺伝する確率は以下の通りだと言われています。

  • 両親ともがワキガだと8割の確率で遺伝する
  • 片親のみがワキガだと5割の確率で遺伝する

そのため、血縁者にワキガの人がいる場合、その体質を受け継いでいる可能性が高いと言えるのです。

アポクリン腺の数や活動量がワキガに与える影響

チェック項目の中に脇の下に汗が出やすい・脇毛が濃い・服の脇の下部分が黄色や茶褐色になるというものがありますが、これらの項目にはアポクリン腺の数や活動量が関係しています。

脇の下に汗をかきやすいということは、エクリン腺からもそうではあるのですが、アポクリン腺からもたくさんの汗をかいている可能性があるので、アポクリン腺の数が多かったり活動が活発であったりすると考えられます。

また、アポクリン腺は毛が生えた部分にのみあるのですが、それはアポクリン腺からの汗の出口が毛穴にあるからです。ということは、脇毛が濃い人は毛がたくさん生えていることになり、それに伴ってアポクリン腺の量も多いと言えます。

服の脇の下部分が黄色や茶褐色になるのは、アポクリン腺から分泌される汗に色素が含まれていることが理由です。その色素によって服に色がつくのですが、服の色が変わるということはそれだけ多くアポクリン腺から汗が出ているからだと考えられます。

エクリン腺からの汗には水分と塩分しか含まれていないので、色素が入った汗が出るということは、アポクリン腺が活発に働いているということなのです。

以上の理由で、ここで挙げた3つのチェック項目に当てはまるとワキガの可能性が高いと言えるのです。

生活習慣とワキガには関係があります

それから、生活習慣もワキガに関係していることがわかっています。タンパク質や脂質を多く摂ると、アポクリン腺が刺激され活動が活発化しますので、肉類を多く食べているとワキガのにおいが強くなりやすくなります。

それから、ストレスもアポクリン腺からの汗の分泌量を増やすことが知られています。汗の量が増えると、その分においがきつくなります。

野菜よりも肉類をよく食べる人や、ストレスを感じることが多い人は、においが強くなった結果、ワキガがより酷くなる可能性があります。この項目は、においがきつくなるかどうかを判定するためのものです。

軽度のワキガなら周りの人に気づかれないこともあるのですが、中度のワキガになると周りの人がにおいを感じるようになります。そのため、よりワキガだという認識が強くなることから、においが強くなるこれらの習慣を続けているかどうかもワキガのチェックに入っています。

ワキガであることに自分で気づけないことも!

ワキガのにおいは独特でかなり強いのですが、ワキガの人の場合毎日そのにおいをかいでいるので、自分のにおいに慣れてしまって自分がワキガだと気づけない人が多くいることがわかっています。

そのため、自分ではワキガだと思っていなくても、においについて指摘された経験があるということはワキガである可能性があるということになります。

ワキガであると自分でわかるかどうかについては、ワキガの自覚症状について詳細を解説した記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

おお!この項目をチェックするだけで、自分がワキガかどうかがわかるのか。これは便利だねえ。

それぞれの項目にはちゃんと意味があって、ワキガかどうかを判断する基準になっているとなると、これは早速試してみないとね。

病院に行ったり何か特別なことをしたりしなくても、ワキガ体質かどうかを簡単にチェックできますから、便利ですよね。

ですが、これに多く当てまはったら必ずワキガと言うわけではなく、大して気にワキガになりやすくてもにおいがあまり出ない人もいますから、あくまで簡易なチェックだと考えてくださいね。

ですが、特に耳垢の部分や遺伝に関しては、かなり信頼性が高いチェック項目なんですよ。

検査キットが存在する?ワキガであるかどうかを自宅で調べる方法とは

自分がワキガかどうかを調べることができるようにと、自宅で検査ができる検査キットというものがあります。

キットの種類は2つあるのですが、1つに関しては販売ページが削除されていますので、現在は利用することができない可能性が高いです。

ですが、どのようにワキガを知るのかの参考になるので、両方ご紹介したいと思います。

遺伝子を利用した検査方法

1つ目が、遺伝子を利用してワキガ体質かどうかを検査する方法です。この方法での検査キットを販売しているのが、株式会社DAL・DNA解析ラボラトリーという会社です。

この会社では、ワキガ体質のリスク検査のみではなく、抗がん剤で副作用が出るリスクやアルコール代謝能力などが分かる遺伝子解析サービスを行っています。

検査キットの正式名は、『わきが体質出現リスク遺伝子解析キット』と言います。価格は税別で12,000円で、ワキガを発症するリスクがあるかをチェックして、早期の発見や対策を行えるようにすることを目的としています。

検査の流れは、以下の通りです。

1、血液を指定の容器に入れる
2、専用キットに入れ返送する
3、検査結果の報告書が送られる

このキットを利用する場合、血液を取る容器を利用して、以下のような方法で血液を採取します。
★図作成中★
検査結果を見ると、自分がワキガ体質であるかどうかがわかります。ただし、この検査は、ワキガになるリスクがあるかどうかがわかるだけで、実際にワキガであるということを確定させるものではありません。

耳垢を利用した検査法

もう1つが、耳垢を利用してワキガ体質であるかどうかを検査する方法です。この方法での検査キットを販売しているのが、株式会社双美商会という会社です。

この会社では、ワキガのにおいを消すための衣類用消臭スプレーの販売なども合わせて行っています。

検査キットの正式名は、『ワキガ体質検査キット』と言います。以前は楽天市場や自社のサイトでの販売を行っていたのですが、現在のところ販売が停止されているようです。

検査の流れは、以下の通りです。

1、キットで耳垢のサンプルと綿棒が送られてくる
2、耳垢を取ってサンプルと比較する

このキットも、サンプルと比較して自分でワキガ体質の可能性があるかどうかを判定するもので、ワキガであることを確定するものではありません。

やはり、耳垢が1つの診断ポイントになることがよくわかりますね。

おお、これはやるっきゃない!こんなに簡単な検査でワキガになりやすいかどうかがわかるんなら、オジサンでもすぐにできちゃうもんね~。

ワキガかどうか気にしてても、なかなか人ににおうか聞いたり病院に行ったりというのはしづらいものだからね。自宅でできるってのが、ポイント高いよね。

におい田課長、完全にやる気ですね!ワキガかどうか気になっている人に行動しようという気持ちを持たせる検査キット、さすがです。

ですが、検査キットはあくまでワキガのリスクやワキガ体質であるがあるかどうかを判定するものなので、検査キットでワキガの可能性があることが分かったから必ずワキガ、というわけではないことだけは知って使う必要があるものなんですよ。

とはいえ、早めにわかると対策もしやすくて便利ですね。

しっかり診断してもらいたいなら病院へ!検査方法をご紹介します

ワキガは重要な悩みになりやすく、場合によってはうつ病などの原因にもなる可能性があることから、ワキガ治療を行っている病院もあります。

では、病院ではワキガかどうかを判断するためにどのような検査を行っているのでしょうか。見ていきましょう。

確定診断をするなら試験切開が必要!

試験切開とは、皮膚に1ミリから2ミリの小さな穴をあけて、アポクリン腺を観察する方法です。

実際にアポクリン腺を見ることで、どれくらいの密度で存在しているのか、アポクリン腺の大きさはどうかなどを、はっきりと確認することが可能です。

そのため、ワキガであるかどうか、またワキガが重度かどうかなどもわかります。ワキガの原因であるアポクリン腺を直接見る方法なので、精度はとても高く確定診断を行うことができるのです。

通常は問診やガーゼテストで診断します

クリニックによっては、直接アポクリン腺を見る以外の方法で診断が行われることがあります。その際に用いられるのが、以下のような方法です。

  • 問診
  • 耳垢の検査
  • ガーゼテスト

問診では、遺伝や耳垢の状態についてなど、ワキガであるかどうかを判断するための質問がいくつかされるので、それに答える形になります。

耳垢の検査は、アポクリン腺が多いかどうかを確認することでワキガの診断に役立てる目的で行われます。

ガーゼテストとは、脇の下にガーゼを挟んでにおいを移し、そのガーゼのにおいをかぐことでワキガかどうかの診断を行う方法です。

この方法でワキガかどうかを推定することが可能なのですが、実際にアポクリン腺を見ているわけではないので、100%ワキガかどうかをはっきり見分けられるわけではないのですが、その可能性が高いかどうかを診断することが可能です。

血液検査を行うこともあります

場合によっては、ワキガの診断のために血液検査を行うこともあります。

血液検査は、ワキガのにおいを強めるような生活習慣病などがないかを確認することを目的として行われるもので、ワキガの原因を探るという意味合いで行われるものではありません。

なるへそ!ワキガにはアポクリン腺が関係しているから、はっきりワキガかどうかを診断するには、実際に見てみるのが一番だということだね。実際に見た結果だから、説得力があるよねえ。うん、これならオジサンもワキガだって言われたとしても納得するね。

それから、そこまでしなくても、問診やガーゼテストである程度の診断は可能だと考えていいわけだね。

実際に見るのは、とても信頼のおける診断法ですよね。クリニックによっては、患者に過去のサンプルを示しつつアポクリン腺を見せてくれるなど、本人も納得できるよな工夫しているところもあるそうですよ。確定診断ほど精度は高くありませんが、問診やガーゼテストでも診断ができます。

クリニックによって用いる検査方法が違うので、希望する方法があるのならその方法で検査してくれるクリニックを受診することが大切なんですよ。

セルフチェック可能なワキガ!気になる時は病院へ行くことも考えよう

以上のように、ワキガであるかどうかをセルフチェックをすることも可能ですし、検査キットを利用してワキガになりやすいかどうかを知ることもできます。

ワキガにはアポクリン腺からの汗が関係している、遺伝子しすいなどの特徴があるので、それを元にワキガの人に出やすい症状を確認することで、自分がワキガ体質かどうかを判断することができます。

ですが、自分がワキガ体質だとわかったことで今まで以上ににおいが気になったり、チェックしてもわからなかったりといったことで不安になったりという可能性も考えられます。

デリケートな悩みなので、なかなか相談する、病院に行くなど行動を起こすのが難しいのがワキガですが、悩んだままでは本人が辛いですよね。そのため、気になる時は専門家に相談するようにするなど、ワキガの悩みを軽くすることができるような行動ができたらいいですね。

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