親知らずの臭いは抜歯後でも要注意!清潔を心がけよう!

基本的に歯が生えてくるのは子どものうちですが、大きくなってから一番奥に生えてくる「親知らず」と呼ばれる歯もあります。そして、この親知らずは、生えてくるとき苦痛を感じたり、虫歯になりやすかったりと、なかなか厄介なものでもあります。

しかも、親知らずが口臭の元になることもあるんです。この記事では、なぜ親知らずから嫌なニオイが発生するのかという原因と、それに対処する方法についてご紹介します。

親知らずについては個人差も大きいのですが、原因や対策に関しては共通する部分も多いものです。親知らずが生えているという方も、今後生えてくる可能性があるという方も、ぜひご一読くださいね。

親知らずってどんな歯なの?親知らずから口臭が出る原因を知ろう!

それでは、親知らずが臭くなる原因をご紹介します。そのニオイの原因には親知らずというちょっと特殊な歯の特徴が大いに関係していますので、まずは親知らずとはどのような歯なのかというところも一緒に見ていきましょう。

親知らずとは?

親知らずとは、正式には「第3大臼歯」とか「智歯」と呼ばれています。英語では「wisdom tooth(知恵の歯)」といい、大人になって知恵がついてから生えてくる歯だからそう呼ばれるようになったと言われています。
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左右の前歯をそれぞれ1番として順に数えると、一番奥の8番目に位置する歯です。

親知らずが生えてくる時期は、17歳頃から成人後に至るまで、人によって大きく異なります。また、ずっと生えてこない人や、先天的に歯茎の中に親知らず自体がないという人もいます。

親知らずが他の歯のようにまっすぐ生えてくる人は少なく、斜めに生えたり、歯の一部だけが生えていたりすることが多いです。これは、食生活の変化などによって、日本人の顔や顎が小さくなってきた影響だと考えられています。

親知らずの虫歯や歯周病

親知らずの特徴についてご紹介しましたが、ここからは親知らず周辺が臭くなる原因についてお話します。

先にお伝えしたように、親知らずは一番奥にあるうえに、一部が見えているだけだったり斜めに生えたりと、形状も複雑です。つまり、とても歯みがきがしにくいという特徴があります。

したがって、親知らず周辺の汚れが落としきれず、虫歯や歯周病を発症しやすいのです。虫歯や歯周病があると細菌が繁殖した状態となり、細菌は嫌なニオイのするガスを発生するため、口臭につながるというわけなのです。

親知らず周辺の歯茎は腫れやすい

上下の親知らずがまっすぐ生えてうまく噛みあっていれば良いのですが、そのようなケースは少ないものです。
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上下どちらかの親知らずだけが生えていると、その歯で親知らずが生えていない方の歯茎を噛むことになります。これが刺激となって歯茎が腫れてしまうことも珍しくありません。
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また、一部だけが生えているケースでも、歯茎が覆いかぶさっているためそこにたまった汚れが細菌感染を起こすなどして、臭いの元となる腫れや膿をひきおこしやすいのです。

抜歯後の出血や炎症

親知らずがあっても何も症状がなければそのままでも良いのですが、上記の通り虫歯や歯周病になりやすいことから、抜くことを勧められることもあります。

特に、疲れているとき等に腫れることを繰り返す、顎関節炎を起こしている、親知らずの影響で歯並びが悪くなっている等のケースでは、抜歯した方が良いと言われています。

しかし、親知らずの抜歯は歯肉の切開や縫合が必要になることも多く、出血量もその他の歯の抜歯に比べれば多いものです。抜歯後にも少しずつ出血したり、時には炎症を起こしたりしてしまうこともあります。

出血すると血液に含まれるたんぱく質に細菌が繁殖しやすくなるため、これらも口臭の原因となり得るのです。

親知らず抜歯後の舌苔や臭い玉

親知らずを抜いた直後は、その部分を丁寧に歯みがきすることが難しくなるため、お口の中の細菌が増えがちになります。そのため、舌苔がそれ以前よりも濃くなったと感じる人もいます。また、臭い玉が増えたと感じる人もいます。

舌苔や臭い玉はそれ自身が口臭の原因になるため、親知らず抜歯後に口臭が強くなったと感じるときは、それらの要因もあるかもしれません(臭い玉について詳しくはこちらの記事をご参考にしてください!→臭い玉の原因を解説!口臭につながる臭い玉とはどんなもの?

最近の若い子は親知らずがない人も増えてるみたいだけど、ボクはバッチリ生えてるんだよ!確かに臭いは気になるね。

でも、抜歯後も臭さが続いたり、場合によってはひどくなったりすることもあるのかい!?じゃあ何のために抜いたのってことになっちゃうよね~。

かといって、抜かなくても臭いことには変わりないし、どうすりゃいいの?ヨーコちゃん!

親知らずを抜いた後のニオイは、出血や感染などが原因の一時的なものであるケースがほとんどです。

1~2週間もすれば抜歯による臭さは落ち着いていくはずですので、その間はマスクや洗口液を使うなどして乗り切りましょう!

もし抜歯後しばらくしても臭いが気になるなら、それは親知らず以外の部分が原因かもしれません。それも含めて歯科医で相談するといいですよ。

親知らずが原因のニオイには、こうして対処しよう!

親知らずはそのままでも抜歯しても、口臭の原因になってしまうことをお伝えしてきました。そう聞くと対策のしようがない気がしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

では、どんな対策があるのか見ていきましょう!

歯みがきがもっとも重要!

ごく当たり前のことではありますが、親知らずのニオイを抑えるために大切なことは、まず歯みがきをしっかりすることです。とはいっても、親知らずをしっかり磨くのは非常に難しいことです。

ですから、一般的な歯ブラシで歯全体を磨いた後に、ワンタフトと呼ばれる毛の部分がとても小さくなっている歯ブラシで親知らずを丁寧に磨くことがポイントです。

親知らずの歯の部分だけでなく、歯茎がかぶさっているところと歯の境い目、隣の歯との境目までしっかりと磨きましょう。

免疫力をアップさせる

普段は何ともなくても、疲れなどで免疫力が低下したときに、親知らずが痛んだり腫れたりすることがあります。このような腫れや痛みそのものが口臭の元となりますし、免疫力が低下するたびに腫れや口臭を引き起こせば、慢性的な口臭となり得ます。

したがって、親知らずを常に元気にしておくべく、普段から免疫力を高める努力をすることも有効な対策です。

免疫力アップのためには、以下のような方法があります。

  • 規則正しくバランスの取れた食生活
  • 適度な運動
  • 睡眠をきちんととる
  • ストレス発散

とても地道な方法ではありますが、生活習慣を整えることは親知らずのニオイのみならず、全身に良い影響をもたらしますので、そういった意味でもオススメの対策です。

歯科医に相談する

親知らずが虫歯になっていたり、歯周病があったりする場合は、ニオイ云々以前に治療が必要です。なので、自分だけで対処しようとせず、すみやかに歯科医院へ行って治してもらいましょう。

歯科医の診察の結果、親知らず自体を抜いた方がいいということになれば、抜歯するのも選択肢のうちです。抜歯すれば、少なくとも親知らずの虫歯によるニオイは発生しなくなります。

しかし、抜歯した後も様々な要因から臭いが出ることがあるのは、すでにお伝えした通りです。とはいえ、抜歯後の臭いについても、歯科医院で相談すればしかるべき対策を指導してもらえます。いずれにしても専門家に診てもらうのが一番というわけですね。
親知らず周辺の歯茎に入った細菌のせいで、発熱や身体のだるさなどといった、口の中にとどまらない症状が出ることもあるんだそうです。

さらに、細菌が喉や肺などにまで到達してしまうと、最悪、命の危険まで出てくることもあるんだとか!

そうならないように、毎日しっかり磨いて清潔を保ちましょう!痛みや腫れなどの症状があって、歯科医に抜歯を勧められたら、説明をよく聞いて抜くのもよいでしょう。

親知らずには臭いが出やすい特徴が!医師と相談して抜くのも一案!

親知らずって生えている途中も痛いし、生え切ってからもちょっとしたことで痛んだり腫れたり、挙句の果てには口臭の元になったりと、本当に悩みの種となりがちなものです。

親知らずは形状が複雑で磨きにくく、汚れが滞留して細菌が繁殖しやすいという特徴から、ニオイの温床となるのも全く不思議ではありません。虫歯や歯周病、歯茎の膿や腫れなどのリスクも高いですから、医師の勧めがあれば抜いてしまうのもひとつの手です。

抜いた後も出血や感染などで臭くなる恐れもありますが、そのような臭いはしばらくすれば落ち着いていきます。抜く決心がつかない人も、歯ブラシを工夫して清潔を心がけるなど、状況に応じた最善策を取っていきましょう!

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